ウェブ制作を仕事にできる

ウェブデザイナーはウェブの設計の一部を担うデザインのプロなので、ウェブ制作に関わる仕事で活躍できるのは確かです。ただ、フリーランスでできるのかどうかはまた話が別ではないかと思う人も多いでしょう。フリーランスで委託を受けてウェブ制作現場に参画するのであればウェブデザイナーも活躍できます。しかし、ウェブデザイナーがウェブ制作を全面的に請け負うのは困難になりがちです。デザインのプロではあっても、プログラミングができるとは限らないからです。ただ、やり方によってはウェブデザイナーもウェブ制作の案件を請け負えます。自分にできないことは外注して、自分のところで最終的に統合してウェブ制作を完了させられれば良いのです。

単価が高くても収益は少なくなりがち

ウェブデザイナーにとってウェブ制作の請負案件は単価が高くて魅力的です。しかし、年収は上がっても収益は少なくなりがちなので注意しましょう。ウェブ制作で外注を使うと支払金額が大きくなるからです。特にエンジニアにウェブプログラミングを依頼すると単価が高く、制作費のかなりの範囲を使わざるを得なくなる場合もあります。制作したウェブを実装することをウェブデザイナー自身でできないと、外注先のエンジニアに実装まで任せなければならないでしょう。すると単価がさらに上がってしまって経費がかさみがちです。ウェブデザイナーがウェブ制作で稼ぐにはプログラミングを学び、単価が高い外注を使わずに済むようにするのが大切です。

コーディングとは、コンピューターに対して指示や命令を出すために、HTMLやCSSなどのマークアップ言語でコードを書くことです。これによってコンピューターは定められた内容を伝達・表示することができます。